第2回 熊本県支部主催・講師講習会


◎ 日 時 :
◎ 場 所 :


10月21日(日)午後1時30分から4時まで、
益城町町民体育館において第2回教室担当講師講習会を開催しました。講師は熊本県支部長・荒木ひとみ師範。 参加者は県下56名の講師のうち34名。第1回(6月開催)と同様「基本5か条」に則り、今回も基本姿勢をいかにきちんと身に着けるかというところに着目して立ち方(起勢の時の姿勢)、歩型(弓歩、虚歩、など)の練習をしました。また、覧雀尾や下勢独立の攻防の用法など、24式における解釈の仕方をわかりやすく説明してもらい、お互いが組になって攻撃、防御を実際使えるか実演をし、試してみました。太極拳は奥の深いものだと改めて、感じ入ることとなりました。最後に中国4大気功と云われている「五禽戯」をさわりだけ練習して、これは次回の練習課題に決定しました。


【‘起勢’をしている写真左】
予備式から起勢だけでも立つことで、学ぶことは山ほどあります。
予備式では頭の中心を上から吊り下げられているように、身体にゆがみを生じさせずに立つ。
立身中正を保って立つ。放鬆(ファンソン)して立つ。
そのまま立つなら、いつまでも立っていられるよう無理なく安定して立つ 。
立つこと平準の如し。
(写真左)
【‘下勢’で上がろうとしている写真右】
下勢で、ぷ歩( 仆歩[プーブー] )を説明。
曲げる膝は内側に 入らないように注意。
かつ目線も下に落とさず前方を注視。
ぷ歩で停止すると次の独立歩がやりにくいのでなめらかに転体独立する。
【‘独立’の写真左】
副支部長をモデルにして
独立の説明をしています。
脚は膝を蹴り、指先は相手の
のど元に向かいます。
つま先は下に降ろす。
【楊名時24式】
全員で楊名時24式を演舞しています。今日の講習会の成果 はどうかな?
【反省会】
みんなで輪になり、講師講習会の継続や方法などを話し合いました。
【‘五禽戯’をやっている写真右】
最後にみんなで「五禽戯」の
鹿の形をやってみました。
なかなか上手い具合にポーズがつくれません。
北京オリンピック施設の進み具合を伝える
ニュースでも五禽戯の映像が流れました。